福島原発の事故の波紋が広がり続けています。
政府が検査をしなかった野菜などからも放射性物質が検出されるなど、今後は全種類検査、より安全を期すなら全数検査が必要になるでしょう。
あらゆる農産物が危ないですが、空気浮遊なども考慮すれば今、売られているすべてのものに危険性を及ぼす可能性もあります。
こうなるとチェックしきれないので、個人の家庭に1台ずつ放射性物質の量を測れるような装置が必要になってくるのかもしれません。
少し、大げさに思えるかもしれませんが、放射性物質を甘く見ないほうがよいかと思います。
昨日のNHKニュースでは高濃度の放射性物質が検出されたという村の村長の方が電話で出演されており、
「私達への説明が十分されていない」
と憤りの声を上げていました。
一度、高い数値を告げられてそれ以降、どうなっているか何も伝えられていないということです。
首都圏では毎日のように報告されているのに比べるとずさん過ぎると対応になっているようです。
福島原発周辺の方々のことを思うと胸が痛みます。
さらに、こちらのニュースにはちょっと衝撃を受けました。
2年前に東京電力が大津波の危険性を指摘されたのですがそれを想定にいれずにいたということです。
もし、対応していたら、ここまで被害が広がらなかった可能性もあります。
今後、東京電力や国に対して、責任問題の追求が向けられるのは避けられないかと思います。
今は放射性物質漏れの危険性回避と復興することが第一ですが、今回の事故の検証を十分に行うことも同時に重要です。