昨日のブログの小川正(まさ)ゆきさん、たぶん小川正行さんだと思います。そしてこの方の書いた作品に『ペスタロッチーの生涯及事業』というのがあるのです。すでに売られてはいませんが、このペスタロッチーがまさに目的の人だったようです。ペスタロッチーは1746年のスイス生まれ。比較的裕福に育ちますが子供の頃、父親を亡くし母親とお手伝いさんの手で育てられました。子供の頃に貧しい子供達が勉強できずに働いていたのに心を痛め助けたいと思っていました。大人になって彼は子供達を教えるようになります。それが彼の生き甲斐になりました。そして彼は『直観教育』というものを提唱していました。これは子供には元々持っている素養がありそれを伸ばしていくのが教育だというものです。素晴らしいですね。そして彼は1826年に亡くなりますが彼のお墓には、
「すべてを他人(ひと)のためにし、おのれには何ものも求めず」
と書かれています。これを読んで私は涙がとまりませんでした。自分がやりたいことはこういうことなんだという気がしたのです。マザーテレサという名前を聞いてもなぜか涙が出てきますが彼女も人のために尽くし続けた人です。私の中には人を助けたいということが常にベースにあるのにあらためて気づきました。まさに
『無条件の愛』
が自分が表現したいことなのです。