今、全国各地で匿名で養護施設などに寄付する人が増大しています。
寄付する人は本名を語らずに、伊達直人と名乗っています。さらに矢吹丈や桃太郎など、どんどん広がっています。
この現象は善いことをしたいという人の波動が広がっていったと考えられるでしょう。
新聞で、このようなことを広げていくべきだという論調で書いてありましたが疑問に思いました。
「~すべき論」になるとこれは決まりごとになってしまいます。これは政治システムの発想です。
最初は小さかった善意が規模が大きくなって、福祉というものになっていきました。そしてそれを実際に動かすのは政府や議会や役人となっています。
しかし、これはうまく機能していません。もうそのような時代ではなくなってきているのです。
寄付することは素晴らしいですがそれを強制するような仕組みは不要です。
寄付したい人は寄付することで喜びを得ます。そして寄付された人は寄付されたことで喜びを得ます。
それだけです。そしてそれでいいのです。
善意を強制されても、それは喜びにはなりません。