恐怖と喜び、斥力と引力
11月 19th, 2010 by Atom
このブログでよくテーマとしてあげているのが恐怖と喜びです。
これは人が生きる上でもっとも基本的な感情です。
この恐怖と喜びは斥力と引力に対応しているように感じます。
恐怖は避けたいことで、斥力は遠ざかろうとする力です。喜びは求めることで、引力は近づこうとすることです。
避けることはすなわち分離で、求めることは統合です。
意識が恐怖を避けようとするとどんどん分離していって、しまい、ちっぽけな存在となります。
意識が喜びを求めようとするとどんどん統合し大きな存在となります。
究極の分離は孤立して誰とも接触しないで心を交わさないことです。こういう状態が続くと精神的に不安定になります。この状態が続けば昨日、話したパニック障害やうつなどになるかもしれません。
ただ、私達はお互い分かつことができない存在です。ですから、別の観点からみるとこの世界は分離している状態を経験しているとも言えます。
家族や友人などは一緒にいると楽しいですが離れていしまうと寂しい感じがしますが、これはまさに分離していると感じるからにほかなりません。
もし魂レベルでいつも一緒で、ひとつの存在でもあるのだというように知覚できるなら、安心で恐怖がまったくない状態だと思います。