以前にも書いたことありますがパニック障害?のような感じに何度かなったことがあります。
Wikipediaで調べると「強い不安感を主な症状とする精神疾患のひとつ」と定義されています。
不安は誰でも感じたことがあると思いますがその不安が大きくなってある限界を超えてしまうと生じるのではないかと思います。
ちょっと私なりに考察してみたいと思います。
パニック障害の状態になると恐怖がとても大きいものに感じられて、意識が恐怖の中に入り込んでいっている感じです。ですから、逃れようがなくて、でも逃れたくて必死にもがいている状態です。
逃れようがないと思うので死をイメージさせるのです。私はこの症状に襲われた時、死を覚悟して母親に
「先に死んでごめんなさい」
と心で叫んでいました。このぐらいリアルに死を意識してしまうぐらい怖い経験なのです。
このような症状は時には防ぐことが難しいかもしれません。私が言えるのは自分が普段から怖い、不安を感じることに対し少なくとも逃げずに対面することが大事だと思います。
このblogにも書きましたが私は水が怖くて泳ぐことがまったくできませんでした。何十年もその状態でした。恐怖はそのままずっとありました。でもこの数カ月で劇的に変化しました。それは水泳を経験することをはじめたからです。
すると恐怖が恐怖でなくなってくるのです。これはすごいことです。
たぶんパニック障害にはその原因となる恐れや不安が根本にあります。それを放置しているとそれはずっとあるままで、ある時、恐怖が自分の意識を包みこんでしまうのだと思います。
まず何がその原因かを調べて、そこに向かうことがパニック障害克服への道だと思います。