教育テレビのお昼の番組で「インナーマザー」に対しての話しがあり、その中で出てきた言葉が
「介護は感情労働」
です。
この感情労働って言葉には
「大変だ」
という意味が込められている感じがしました。なにせ、労働なんですから。
介護に限らず、病気やハードワークや喧嘩やいじめなどすべて感情労働となるかもしれません。
ですが、見方を変えると感じることは私達がもっともしたい経験だということです。
私達がしているのは突き詰めると
「考えること」と「感じること」
です。
生きることはこの2つをしているってことに集約されます。
感情労働と捉えてしまうと、
「人生は辛くて厳しいものだ」
というものになってしまう可能性が大きくなる感じがします。
私は感情労働ではなく
「感情体験」
のほうがしっくりいくと思います。
体験ですから、よいも悪いもなく、単なる時間軸の中にある出来事であり、ある意図を持ってそこにいるという感じでしょうか。
どう捉えるかは人それぞれですが、捉え方によりずいぶん違うものになります。