よのなか科って知っていますか?
元リクルート社員の藤原和博さんが提唱している「中学生に生きた社会科を学んでもらうための授業」のことです。
内容は身近な視点から世の中の仕組みを見てみる授業で中学生はもちろん大人でも興味を持ってしまう内容です。
例えば、「1個のハンバーガーから世界が見える」という題でハンバーガー店の店長をロールプレイングさせます。
その過程で、経済、金融、貿易などいろいろな側面を学んでいくという授業です。教える授業ではなく、自ら学んでいく授業という感じです。
世の中のことって一番知っている必要があるはずですが、学ぶ機会は非常に少ないです。学校の勉強をして卒業し社会に出ても全く役に立たないのは当然のことです。学んでいないのですから。
でもこのような、よのなか科での授業を通し、自分が自ら考え行動し積極的によのなかと自分との関わりを学べる授業は非常によいと思います。
もっと社会と学校が密接に結びつくことで家庭、会社、そして社会が有機的につながり、より一体感がある人とのコミュニケーションができる世界になるような気がします。