昨日に引き続き、NHK教育の福祉ネットワークより。
出演していたのが夫婦の盲ろう者の方でした。盲ろう者とは視覚と聴覚の重複障害者のことです。
想像してみてください。目が見えない、音が聞こえないだけでも大変なことです。でもその両方を障害として持っているのだから、その人達は生きていくのが大変だろうと思います。
でもこれは健常者の視点であり、盲ろう者の方の視点はまた別かもしれません。
この夫婦は仲間の盲ろう者の前でマジックを披露していました。自分達も楽しいし仲間に喜んでもらいたいと思っているからです。
インタビューの中で旦那さんも奥さんも結婚して幸せだと話していました。二人は仲良く手をつないぎながら笑っている姿はなんとも微笑ましいものです。
私はこのようなハンデを背負いながらも前向きに生きている人達に感動して涙腺がゆるんでしまいます。その姿に人間の素晴らしさを見るからです。
人間はたくさんの制限を持っています。限界を持っています。でもその制限や限界を超える力も持っています。
超えることは恐怖かもしれませんし、ワクワクするかもしれません。
いずれにしても勇気を持って前に進むことで自分の信念に応じた経験をします。
その経験が成長につながり、また新たな経験へと続いていきます。
自分自身に置き換えた時、今の自分のやりたいことへ向かっていくことが自分自身のチャレンジであり、恐怖やワクワクする経験にであり、自分らしくあることだと思います。