この言葉を知っていますか?
「没(ぼつ)イチ」という言葉は長年連れ添った配偶者を亡くした単身者の事です。
教育テレビの福祉ネットワークという番組を見てはじめて知りました。
女性の没イチは元気で新しい人生を歩んでいる人が多いのに対し、男性の「没イチ」は人生を落胆し短命になる人が多いということをよく聞きます。
番組では没イチの作家・眉村卓さんと前高槻市長・江村利雄さんが、没イチライフを語っていました。
高齢化社会が進めば当然、夫婦のどちらかが先に亡くなり、没イチは増えていくと思います。そいう意味でひとりになった時にどう生きるかは誰もが経験する可能性が高いと思います。
話しなのかで
「夫婦だけに頼るのではなく、別の関係を持ったほうがよい」
という言葉が印象に残りました。
夫婦がお互いに寄り添い助けあう姿は素晴らしいですがお互いに依存関係100%になってしまうと相手がいなくなった時、まるで人生そのものが終わったかのように思ってしまう可能性があります。うまく切り替えができればいいのですが、それができないと短命になってしまうかもしれません。
人は人とのつながりの中で生きる力が湧いてきます。そういう意味では夫婦、友人、知人、仕事、趣味などいろいろなネットワークを築いておくことは大事だと思います。
突然、ネットワークができるわけではないですから、日頃から意識することが大事かもしれません。