今という時代は本当にたくさんの気づきがある時代だと思います。人類が発祥して長い年月が経っていると思いますがこのようないろいろな気づきのチャンスがある時代は希有ではないでしょうか。私が最初にスピリチュアルな気づきを得たのは今思うと子供の頃だったと思います。自分でも理由はわかりませんが「僕は神様だ、何でもできる」と思っていました。ただそんな思いは長続きせず現実は思い通りになるものではないという観念が次第に支配的になっていきました。高校時代の倫理の本にデカルトの「我思う故に我あり」という言葉に「確かにそうだな」と妙に納得しこの言葉に引かれるものを感じました。その後、大学に行き卒業後、企業に入りスピリチュアルなことなどは全く関係なく過ごしてきました。30歳前後に自分の置かれている状況に悩み、どうすればいいのかわからない時期があり、スピリチュアルなものに惹かれるようになりました。最初に大きな気づきを得たのは漫画家の美内すずえさんの『宇宙神霊記』と記憶しています(かなりまえなのでうろ覚えですが)。本の内容はもうあまり覚えていないのですが「幽体離脱」、「前世」、「チャクラ」、「宇宙エネルギー」などについて常識では信じられないようなことが書かれていました。美内さんと言えば漫画家としてかなり有名でしたのでこのような本を出されているのにその当時、違和感を覚えたものです。本の冒頭に書かれていますが美内さんは宇宙心霊とチャネリングするようになりこの本を書くようになったとのことです。美内さんは日本のチャネリングの先駆けだったかも知れませんね。本に書かれている宇宙心霊のメッセージに『人間の幸せだけを考えないでください。地球の生命体、そのものの大きさを考えてください。すべてはつながりあっているのです。もとを正さないと人間も生きのびることはできないのです。神の意識が必要です。大きな目で宇宙全体のバランスと調和を大事にしてほしいのです。われわれは呼びかけます。広い地球のすべてに。これからあちこちでわれわれと通信を取る人、いっぱい現れ、行動を開始することでしょう。日本のあなたがた、急いでください。あなたがたは日本の分担があり、使命を果たしてもらわなければなりません。早く日本を正してください』とあります。この本が1991年発行なので2007年の今の状況に即しているかは一考の余地がありますが大きな枠組みであれば現在でもこのメッセージは貴重なものでしょう。今このメッセージにあるようにたくさんの気づきのシャワーが降り注いでいます。それに実際にどう対応するかは私たちひとりひとり次第かと思います。