昨日は終戦記念日だったのでいろいろ戦争に関するテレビ番組がやっていました。
サラエボの奮戦で子供を亡くした母親がいまだに希望を持てずに子供の写真も見れないという内容が放送されていました。
この母親の中では戦争はまだ続いており、悲しみをずっと感じているのです。
悲しみの感情をずっといだいていると前に進めなくなります。そこに意識がずっとあるからです。
生きる目的が悲しみを一生感じることだというならそれもいいかと思いますがもし違うなら、悲しみの感情を浄化させて、目的地へ向かうほうがいいと思います。
もちろん悲しみを感じるかどうかの選択はその人がすることで他の人が強制することではありませんが。
時代はどんどん変化していきます。戦争をすることで人類は戦争がどんな喜びも生み出さないこと、平和であることのありがたさを感じたはずです。
ただ、いまだに戦争はなくなっていません。戦争をなくすにはひとりひとりの心の中にある戦争をなくすことしかないと思います。
現実に起こる外側にある戦いは結局、意識の中にあるものが外に出たに過ぎません。