癒されたいということ
8月 14th, 2010 by Atom
「今の時代はストレスがたまるから癒しが必要」
すごくもっともらしいのですが、もっともらしい言葉にこそ疑問を投げかけることで新しい気づきが見えてきたりします。
以前、わざと助けられるように仕向けたイルカの話したのではないかと思うのですがそれと同じです。
癒されたいと感じている時、癒されたいと思う自分を創り出しているといういことです。ですから、癒されたい人は決して被害者や非能動的な存在ではないということです。
「癒されたいという出来事が外側にあって、そのために癒さられたいと感じている」
たぶん、たいていはこう思うのではないでしょうか。確かにある視点から見るとそう感じるのですよね。間違いではなくて、その通りなんです。
でも別の視点から見ると例えば、実はこの世界で地球体験ゲームをしていて今の人生もそのひとつのゲームだと思えるなら、癒されたいという存在を創り出しているという感じがわかりやすくなると思います。
でここでキーとなるのはどちらの視点から見ているかは自分が何を信じるかによるということです。顕在意識と集合意識のどちらも影響します。
信念が変わらない限り、現実も変わっていきませんし、感じ方も変わりません。
癒されたい自分をずっと経験するのも別にいいんですが実はこれはハマっている状態だと思います。
カルマとかで同じ経験を何度もしたりするのはこのハマってる状態で、まるでRPGにのめり込んでそこから抜け出せないのにも似ています。
地球が誕生してずっと生まれ変わりをしているなら、かなり長い期間(宇宙時間にすれば一瞬に過ぎませんが)ハマってるってことです。
このハマっている状態に気づいて抜け出すのが覚醒とか悟りと言われる状態なのかもしれません。