生命見守って~ガンに負けない心を持つため~
8月 7th, 2010 by Atom
テレビ朝日の「発見!人間力」という番組から。
ガン患者は、病気に対する不安と死に対する恐怖に意識が支配されてしまいます。そんな人達の心に寄り添いたいと山地ひろみさん(60歳)は、カウンセラーを目指しています。
18年前、山地さん自身もガンを患い、不安と苦悩を味わいました。そのためそのような気持ちを味わってほしくないとの思いからカウンセラーを目指しました。自ら殻に閉じこもってしまう患者さんの心を開きたいと思っているのです。そんな中、自らのガンが再発しているのがわかります。それでもカウンセラーを続けています。
ガンになった人の気持ちはガンになった人が一番よくわかると思います。
「今の自分なら自分の気持ちを正直に言える」
と山地さんは言っていました。
病気になると患者さん本人も周りの家族も命についていろいろ考えると思います、より深く。
「命はなんだろう、生きるってどういうことだろう、私はなんなんだろう」と。
カウンセラーになることで患者さんだけでなく、カウンセラーとしての山地さんも癒されているのでしょう。
病気を通して多くの気づきを得られます。そして人はより強くなります。
がん患者が求めるものは「医療費と苦痛の軽減と心のやすらぎ」だそうです。
医療費は保険が苦痛はお医者さんが心のやすらぎはカウンセラー(家族や友人なども含め)の役割になるのかと思います。
死因の一番はがんです。患者さんに寄り添うカウンセラーという仕事はますます大事になってきているように思います。