創造と子供を作ることは似ている
5月 17th, 2010 by Atom
例えば、会社を作る(創造する)場合。
会社設立のために必要な諸作業を行い、会社を作ります。そして作った会社は存続させ、さらに成長させる必要があります。成長とは企業の利益や従業員の数という意味だけではありません。変化という意味です。利益や従業員の数を維持しながら存続したい場合でも変化がなければいずれ存続できなくなるでしょう。だから変化することは必要です。
一方、子供を作る場合、やはり必要な諸作業を行い、子供を誕生させます。そして子供が生きるために必要なものを与え、成長するためのサポートをします。子供は常に変化していきます。
もし、すべての創造に対して子供を作るという視点で見たらどうなるでしょう。
自分が創造したものだけどもういらないから捨てようとか、これはダメだから次に行こうというようには思わないのではないでしょうか。生かす方法、価値を見いだせる方法をより深く追求するのではないかと思います。
もちろん子供とは違うのですがすべてのものに愛を注ぐという視点からすると生かすことは非常に大切なことのように思えます。
リサイクルやリユースなどエコ的な試みが増えているのは「生かす」ということにつながっているのではないでしょうか。
そして「生かす」とは分離から統合へのキーワードのひとつだと思います。