一昨日のコーチングではI(アイ)メッセージがテーマでした。
何度か勉強しているのですがいつ、どのような状態の自分が聞くかによりその時に感じ方とか気づきは変わってくるものです。
例えば、勉強しない子供に対しての言葉。
「勉強しなさい、しないと将来ちゃんとした仕事につけないよ」
「勉強して将来、よい仕事につけるようになってくれると嬉しいな」
さて前者と後者どちらが言われると嬉しいと感じますか?
当然、後者なのですね。
これって言い方が違うだけですが効果はマイナスとプラスにわかれるのです。
人を喜ばせるのがプラスで、人を喜ばせないのがマイナスです。
あともうひとつの観点です。前者のメッセージは子供を責めているのです。さてこの責めているというのはなぜかとういと
「相手を責めることで、自分が感じる嫌な感情(子供が勉強しないことで感じる)の責任を相手に押し付けている」
のです。
簡単に言うと
「私がこんな嫌な感情を感じるのはあなたのせいだから何とかして!」
なんです。
これは言われた方も嫌な感じを持ってしまいますね。
Iメッセージとは愛メッセージでもあります。
どんなメッセージにも愛を乗っけると、いい気持ちに感じられるのです。
「相手が愛を感じない場合もるのでは?」
もちろん、そういう場合も有り得ますね。でも、愛は言葉そのものではなく、表情や態度でも伝わっていきます。継続してIメッセージを贈ることでいずれ効果は現れるでしょう。