NHKの番組で爆笑問題のニッポンの教養というのがありますね。これをたまたま見たらゲストは将棋の羽生名人でした。
この対談の中で爆笑問題の太田さんが大根おろしの話しをしていました。作家の水上つとむさんの料理を作っている人がいて、細い大根を購入したそうです。細い大根は煮物には向かないため、それを大根おろしにしたのです。細い大根は辛味があって、非常におろしには最適だったということでした。で、この中で何かが言いたいのかを太田さんが話していたのですが、
「活かし方しだいでよくないと思えるものもよくなる」
とうことです。
すごく鋭いですね。まさにその通りです。どんなものでも活かすことで生かすことになる。これは人でも物でも他の何でも同じです。
役に立たない、無駄だ、などと言っているのはあくまでそれを判断している人から見たものに過ぎません。どう活かすかで価値は変わります。
どんなものにでも価値があるという視線ですべてをとらえれば、そこには計り知れない宝があります。