「A course in miracle」
2月 26th, 2010 by Atom
日本語に訳すと奇跡のコース。この本は知っていますが実際読んだことがありません。当時は興味がなかったのです。
しかし、何年か前にゲイリー・R.レナード氏の「神の使者」を読んでそれなりに興味を持ちました。でも実際に読もうとは思いませんでした。
今、「神の使者」を再読していて、そしてこの中に書かれていることがすごいことだと感じています。
テーマは「赦し」です。
スピリチュアルでは感情は「愛と恐れ」に分類されているとよく書かれています。感情はたくさんあるように見えるのですが確かにこの2つだと私も感じます。
人は愛を求めますが、恐れから逃げようとします。でも恐れとは何かということが知りたい、わかりたい、経験したいという気持ちがたぶんあるんです。だからこそ恐れにも意識が向くのです。
「A course in miracle」では恐れを開放するために「赦し」を実践します。結果的に恐れの開放は天国への道と説いています。日本人には天国というとピンとこない人もいるかもしれません。「悟り、真我、目覚め、ライトボディ、ハイヤーセルフ」の意識などと読み変えてもいいかと思います。
人生にはよいと感じることばかりではなく、悪いと感じられることもあります。その根本原因が恐怖であると本の中には書かれています。でも「赦し」を実践するとそれが無くなっていきいずれ恐れがなくなるため人生が悪いとは感じなくなり、この地上も天国であると感じるようになるようです。
私は確かにこの地上もまさに天国であると感じれると思います。それはものの見方によるからです。
ただどうやったらそういう見方ができるかですが「自分の信念を変える」ことで可能だと思います。ただ恐怖は無意識の深いレベルにまで浸透していて変えるのは困難が伴うように思えます。「赦し」の実践も確かに時間がかかるようです。想像しただけでもたくさんの抵抗があることがわかります。
死の恐怖、病気の恐怖、生きる恐怖、….数え切れないぐらいたくさんの恐怖がありますから。
ですが恐怖から逃げるのではなく向きあうことはすごい大事だと感じています。
「A course in miracle」の日本語訳の本はまだ出ていないようです。訳すのもなかなか大変なのでしょう。理想的には原書を読むことかもしれませんね。