水に対する恐れとその克服?
2月 20th, 2010 by Atom
何度かこのブログでも書いていますが私は水が苦手です。
小学生の頃にプールを入る前にシャワーを浴びた瞬間、水が恐怖となりました。それ以来、プールに入ることが嫌になり、よくサボったり、ズル休みまでしていました。
しかし、一昨日、なぜかプールに入ろうと思いました(6年ぶりぐらいです)。恐怖に対するチャレンジしようとする気持ちが芽生えたのです。また、以前ほど水に対する恐怖が薄れている感じがしていました。後に書きますが恐怖に対する思いや考え方に変化があったからだと思います。
さて実際に今日、市営プールに行き、まずは水に慣れるためにウォーキングコースを歩きました。その後、頭を沈めて水が怖くないかを確認しました。ほとんど怖さは感じません。これをなんどか繰り返し、今度はフリーコースという泳いでも、歩いてもよいコースに移動し、しばらく歩いたり、もぐったりしてさらに水に慣れるようにしました。
そして、まずはバタ足をしようと思いました。実際にバタ足をすると結構、前に進むのです。そしてクロールです。ほとんどやったことはなく、見よう見まねですが、遅いながらも前に進みました。息継ぎができないのですが15mほどは泳げたのです。
これは私にとってはすごいことです。長年の恐怖であった水がこんなに楽しいものだとは。
私にとってはずっと水は恐怖の対象でしかなかったのです。今は、水はチャレンジする対象であり、怖いものではない?感じです。もちろん海などに出るのはまだまだですが少なくともプールに対する抵抗はなくなっています。
水に対する恐怖の原因は結局自分で作っているものです。子供の時、もしくは過去生か遺伝的なものなのかは不明ですがどこかで水が怖いものだと決めてしまったのです。そして水に入るという恐怖を経験したいとずっと思わないでいました。コップに入った水さえ怖いと思うとこもあったぐらいです。
今は恐怖を克服するには恐怖を経験するのがよい方法だと感じます。実際にはそれは勇気がいることで、簡単ではないことも多いと思います。私も水の恐怖を克服できる日が来るとはずっと思っていませんでしたから。またその必要もないと思っていました。
今は、この水への恐れがあったからこそ、それを克服する経験、そして克服したことで得られた喜びを感じる経験ができたのだと思います。