NHKスペシャルの「働き盛りのがん」という番組の再放送を見ました。
働いている人ががんになると、どうなるのかということを考えさせる番組です。実際にがんになった働く人達がスタジオをで自らの経験を語り、番組が進みます。
がんは決して、年をとってからかかる病気でもなく、若い人でも発症します。そして決して珍しい病気ではなく、二人に一人はがんになり三人に一人はがんで死んでしまうのです。
さてがんになると精神的に大きなショックを受けます。そして自らの生き方をいろいろ考えることになります。がんになることにより自分が何をしたいかがよりわかるようになるということのようです。
命は大切です。しかし、それが当たり前であると思うとつい、それを忘れがちです。今ここにいるのは本当に貴重な時間であり、本当にしたいことをするのがベストです。
がんになった方達が番組の最後で同じことを言っていました。それは生きていること、家族、助けてくれる医者や看護婦など、多くの人への「感謝」です。
もしかしたら、このような気づきを得ることが病気になる理由かもしれません。病気になると多く人がそれをなんとかしようとします。それはその人に対する愛からきています。その愛を感じる時、感謝という気持ちが湧いてくるのです。
いつでも、どこでも感謝の気持ちを常に持っていたいですね。感謝は素敵なものです。