この世界は分離している世界です。
善と悪、真と偽、正と邪、表と裏や私とあなた、過去と未来などあらゆるものが分離しています。もしくはさらに正確に言えば、意識が分離していると感じることにフォーカスしている世界ということにもなります。
さて私達はこの世界で分離と統合というを経験を続けているわけですが、もし統合している世界であればバランスは非常にとれて安定しているためそれ以上の変化はありません。安定しているとは変化がない世界です。一方、分離の世界は不安定な世界です。だからこそ安定させるためにバランスが必要です。なぜバランスが必要と感じるのでしょう。それは分離し不安定なことは居心地がよくないからです。ですから、バランスをとり安定したいと感じるのです。
私達は治安のためには警察や法律が必要と感じているために実際に警察や法律を創っています。でも逆説的な見方をすると不安を存続させるために法や警察などを創っているとも言えます。不安が全くないと感じるなら、法や警察などは不要になってしまいます。
今後、分離したものが統合へと向かうのか、それとも分離が進むのかですが大きな流れとしては分離から統合へ向かっています。統合が進むということは個人意識、集合意識が変化していくことです。
今までバランスをとるために必要と思っていたものがどんどんなくなっていくはずです。これが何を意味するかというと本当に必要だと感じるものが変化しているために不要なものがどんどんなくなっていくということです。具体的には波動が高いものへと意識が向かっていきます。波動が低いと感じるものは不要だと感じ意識にさえ上らなくなります。
そしてひとりひとりの異なる経験をしていくはずです。すなわち分離の世界から統合の世界へ向かう人とそうでない人がいます。たいへん大きな変化であり、選択です。