読売新聞に昨日出ていた記事から。
熊本県の藤崎未夏さん(10)は生まれつき左足がなく義足をつけて生活しています。内閣府が募集した「心の輪を広げる体験作文」で彼女の作文が総理大臣賞を受賞して、その記事が掲載されていました。
どんな内容かというと生まれつき足がない彼女に対し新しい一年生が「にせ物の足だ」と言ったそうです。彼女は傷つき担任の先生に相談。先生は「1年生に足のことを話してみようか」と励ましたそうです。そして彼女はどのように伝えるかを考え、一年生の教室に行き、話したそうです。話しを聞いた1年生は「すごい」と言って感心し、いろいろな質問を投げかけたそうです。
彼女はにせ物の足と言われて嫌な気持ちになったことなど自分の気持ちをしっかり伝えたのです。そして1年生がどんな気持ちかもわかったそうです。
勇気を出して話したことで彼女の気持ちも変わり、以前嫌だった半ズボンやスカートもどうどうと着れるようになったそうです。今、彼女は先生や友達から勇気をもらったことを感謝し、みんなと仲良く学んでいます。
この記事を読んでこちらの方が大きなパワーをもらいました。彼女のように障害を持ちながら生きている人はまさにチャレンジャーです。チャレンジしそれに打ち勝ち生きている姿には感動します。
誰にでも困難なことはあります。もしその先に本当に自分が手に入れたいものがあるなら超えていかねければならないでしょう。でも誰にでもその困難を乗り越える力は宿っています。その力を自分が使うと許す限り。