これは私の課題の1つだと思っています。
矛盾するものを持っていたり、これがあるために行動を制限したりする場合があるからです。
まず、目的があり、それを達成することがもっともしたいこととだとします。
この目的に向かう時、それを制限するものがいろいろでてきますがその1つがお金です。
例えば、フランス料理のシェフになることが目的でそのためにパリに入学したいとします。でも、お金がない。
そんな時、大きな借金をしても学ぶに行くのか、それともお金を貯めてから学ぶのか、それとも日本でなんとか学ぶ方法を見つけるのか。
いろいろな選択肢があります。
どれを選んでもよいですし、正解はないのですが、スピードを考えたら、大きな借金をしてもフランスで学ぶほうがよいかもしれません。
もし、時間が無限にあるのなら、お金を貯めてから学んでもよいかもしれません。
こんな時は、より目的を明確にしたほうが決めやすいでしょう。
例えば、
「私は3年以内にフランス料理のシェフになりたい。これは何を犠牲してもやりたいことだ」
このように思えるのなら、借金をしても頑張ることができるはずです。
つまり覚悟の問題なのだということに気がつきます。
どれぐらいその目的をやりたいのか、そしてどのような形でそれを実現したいのか。
私の場合、とにかくバランスを重きにおいています。お金の場合だと
「お金の出入りのバランス」
です。
お金には「入ってくるお金」と「出て行くお金」があります。このバランスをとることで安定した生活をすることができます。
また
「貯金があり、借金がないこと」
が大事だと思っています。
これらは皆、信念に過ぎませんが、お金に関してこのようなこだわりを持っているのです。
私の場合、最近の経済状態も相まって、お金に対していっそう使わないで済まそうという信念が強くなってしまっています。実はこれは世の中全体でもそうで、これらの影響を少なからず受けている傾向があるようです。
もともと、ものやサービスに執着はあまりないほうだと思いますが、あまりにもお金を使わないでいるとそれはお金の流れを生まなくなります。
必要な時に必要なことにお金を使うことは大事なことであり、これがないと経済は停滞したままです。また楽しい経験も制限されてしまうでしょう。
今の自分の持っているお金に対するバランス感覚を見直す時期かもしれません。