昨日は2度も怒りのエネルギーを出してしまいました。
1つは税金のこと、もうひとつはネットの契約条項のこと。
前者は計算値がどうも納得いかないので電話して尋ねたがコンピューターで計算しているので中身をぜんぜん知らないという回答で、こちらとしては納得できなかったのです。なんか誠意がないと感じてしまい、少し怒り口調で話してしまいました。
後者は接続料金を安くしようとインターネットの契約を新たにしたのですがすぐにその後電話がかかってきて13ヶ月目にキャッシュバックのお知らせが行きますと言ってきました。「契約条項には12ヶ月と書いてありますよ」と言っても13ヶ月ですと言っているのでやはり正直ではないことに腹が立ちました。契約時の担当者(上司っぽい)が出てきて、「確かにそうですね」と表記の不備を認めてくれたので少し怒りの気持ちはなくなりました。
これら2つの出来事で怒りが沸いてしまったのですが「正しくない、誠意がない」ということに怒りを感じてしまうのは同じものが自分にもあることだなと思います。
「おまえは正しくない」と鏡に言っているようなものです。だからかなり気分が悪くなってしまいました。
理想的?な対応としては間違っていることを怒りのエネルギーなしに指摘することかもしれませんが、この経験も新たな気づきのプロセスとも言えるんでこれでOKとも思います。
これらのことを通して思うのですがコミュニケーションはただすればいいだけではなく、どのようにするのかが大事ということです。例えば、最初の場合でも「コンピューターが計算しているのでわかりません」という言い方ではなく、「私は中身までわかりません。詳細は確認して私か別のものが連絡しますのでお時間いただけますか?」と言われたら、特に怒りは感じないのですが。やはり相手に自分の気持ちを受け取ってもらえないことはそれがつらくて怒りがでてくるのです。
これは私が逆の立場の時にはすごく参考になる経験です。相手の意見をしっかり聞き、できるだけ誠意ある回答をする。そしてどうしても相手が満足できるものが与えられなかったり、誠意がない時は素直に謝罪し、許してもらう。これがちゃんとできていると怒りや不満や悲しみやつらさのエネルギーがその場で昇華されて、よい雰囲気になります。
いい学びです。