自分が決める人生の生き方『LIVING DELIBERATELY』
9月 29th, 2009 by Atom
アバターのバイブル的本で、ハリー・バルマー氏の著書です。
この本、数ある本の中でも名著といってもいいでしょう。mixiでもこの本に対する気づきを書いたことがあります。この本を読もうと思っていてなかなか読むことをしていなかったのですが昨日、途中まで読みましたがやはりすごいです。いつも読むたびに思うことです。そしてその度に新たに気づきがあります。
「自分の一部でないものなど何も存在せず、自分の一部でない人など誰も存在せず、自分がくだすどんな価値判断も自分に対する価値判断であり、また、自分がするどんな批判も自分に対する批判だという視点を身につける時、あなたは賢明にも無条件の愛を自分に差し伸べるようになり、それがあなたの世界を照らす光となるでしょう」
いかがでしょうか。この言葉をどう感じますか。
これは実際に価値判断していくことをやめるとわかってきます。この言葉の真実を体験を持って感じることが可能です。
どんなに素晴らしい言葉でもそれは単なる言葉に過ぎません。体験し感じることでしかわかりません。
おいしい食事について雑誌の記事を読むよりも、実際に食べて感じることのほうがよほどその食事について理解することができます。
あと覚醒についての一文が書いてあるのに気づきました。今まで読んでいて意識していなかったのだとあらためて思いました。
「適切なツール(道具)を使えばこれらの輪を渡って、あの全てを知っている慈しみ深い背景に到達する方法を身につけることができる。そこからは意識の最終的・全体的内容や形を統覚できる。これが目覚めと呼ばれるものである」
輪とは「創造」、「私がいる」、「純粋な気づき」の3重の輪のことです。最初の2つはここにいて生きていることそのものです。そして純粋な気づきこそが全てを知っている慈しみ深い背景です。
この背景についての描写としてハリーが語っているこんな言葉があります。
「意識による夢の劇場の向こうにそして時間や形や出来事という創造の向こうに私は生命に対するとても慈しみ深い気持ちと無条件の愛を経験した。私にはそこに留まることも戻ることも可能だった。それはまさに菩薩の選択だった。」
すでに私達の中には菩薩がいます。そしてそれは選択すれば手に入るのです。
菩薩の心を持ってこの世界で生きるのは実に素敵なことです。なぜなら、この世界が素晴らしいことを実感として感じるからです。無条件にです。
実は本はまだ読み進めている最中です。また気づきがあれば続編にて。