スピコンでいいなと思ったのはいろいろな人と知り合いになれるということ。そのきっかけができるということ。大人になって働くようになって会社という固定された社会の中での人間関係はほんとうに狭いものです。それ以外の世界にはいろいろな人がいていろいろな信念を持っていて生きています。ああ、みんな自分の信念をベースにがんばっていたり、悩んでいたり、喜んでいたり、それを垣間見ることができます。でも一番は自分はどうなんだってことです。自分がどうしたいのかってことです。アバターでは自分のしたい経験をするために信念体系を創造したり破壊したりします。でも自分のしたい経験はなんなのかは自分の心に問わなければなりません。誰かが教えてくれるわけではありません。誰かが教えてくれたことを受け入れても戸惑ったり、疑問に思ったりしてしまうかもしれません。自分の中にしか答えはありません。今、見ている外の世界は自分の中の世界の反映にすぎません。いろいろな経験をしていも結局いつも最後は自分に戻ります。