ワクワクと落胆のせめぎあい
8月 3rd, 2009 by Atom
好きなことをやっていて、ワクワクすることもあるし、続けているうちに落胆してしまうこともあります。
例えば勝負の世界などはそのよい例でしょう。野球が好きだとして、野球をすることにワクワクしていても、負けてばかりいたら、落ち込んでしまうこともあります。そしてもしかしたら野球を嫌いになってしまうかもしれません。いつの間にか野球をすることではなく、勝つことが目的となってしまっているからです。人は目的を達成すると嬉しいですが、達成できないと悲しいと感じるのです。こういう時はもう一度自分が何をしたいのかを問いかけるといいかと思います。
「勝つことで満足を得ることができるがそれが本当に私のやりたいことなのだろうか」
と。負けても精一杯、自分の力を出せたこと、仲間と助け合いながら試合をできること、苦しい練習に耐えながら自分を成長させたこと。どれもが素晴らしいことだと気づくなら、そこには大きな喜びが感じられるはずです。
ちょうど、高校野球が3日後の8/6から開催されます。甲子園に出場する選手も出場できない選手も素晴らしい経験をしていることに変わりありません。その経験は今後の人生の大きな糧(かて)となることでしょう。