メイクアップアーティスト、江川悦子さん
7月 9th, 2009 by Atom
NHKのプロフェッショナル、仕事の流儀に出演されていたのが特殊メイクアップアーティストの江川悦子さん。
この方、アカデミー賞外国語映画賞を受賞した「おくりびと」の遺体や映画「ゲゲゲの鬼太郎」の妖怪、大河ドラマ「天地人」の徳川家康などたくさんの特殊メイクをしてきた、パイオニア的な存在です。彼女は夫と結婚した後、夫の転勤でアメリカに渡った時、たまたま見た狼男の映画を見て、特殊メイクをおもしろおいと思い、この道に入ったそうです。ハリウッドで腕を磨き、夫の仕事の関係で帰国後、工房を立ち上げました。
江川さんの言葉で印象が残ったのが
「いくつになってもチャンレンジする」
という言葉です。アメリカでは40歳を過ぎても大学に入りなおして勉強するとか、年齢に関係なく新しいことに果敢にチャレンジする人が多いのでカルチャーショックを受けたそうです。そして彼女自身もそれを貫いてきたのです。
私も日本にいて思うのが「チャレンジ精神の少なさ」です。
「年だからもう○○しない、できない」
「才能がないからxxしない、できない」
このように言う人がたくさんいます。でもちょっと待ってください。本当にそれでいいのですか?
最初からあきらめていたらどのようなこともできません。心からやりたいことがあるのなら、年齢、性別、社会的地位など今のあなたの状態に関係なく
「チャンレンジ」
をしていけばいいと思います。失敗はあるかもしれません。そしてそれは怖いことかもしれません。でもそれは成功するための経験です。
赤ん坊が言葉を学んだり、歩いたりするのに何度も失敗します。でも赤ん坊は学ぶことをやめません。失敗を恐れず、前に進むだけなのです。
大人になると恐れが先に立ち、行動に移すのに時間がかかることがあります。でもだからこそ、チャレンジし甲斐があるというものです。
江川さんのようにワクワクすること、夢に向かってチャレンジする精神は忘れずにいたいものです。