NBAへ挑戦、田臥勇太さん
7月 8th, 2009 by Atom
NHKのスポーツ大陸という番組を見ました。主人公は田臥 勇太(たぶせ ゆうた)さんという1980年生まれの28歳のプロバスケットボール選手です。子供の頃からNBAにあこがれ、バスケットをずっと続けてきました。能代工業高校時代から注目され1年生からレギュラー。高校総体、国体、全国高校選抜の3大タイトルを制して9冠を獲得。2004年にNBAフェニックス・サンズと契約し日本人初のNBA選手となりました。その後、突然解雇され、今、NBAへ再挑戦をしています。
彼は身長が173cmしかありません。バスケットというスポーツは背が高いほうが有利です。しかし圧倒的なスピード速さと瞬時の判断力でポイントガードとしては超一流。しかし、彼の欠点はシュート力です。NBAはレベルが高く、シュートをするチャンスなどあまりありません。つまりチャンスが少ない中でシュートを決める、決定力が要求されるのです。彼がNBAでデビューした時、わずかの間に得点を稼げました。しかし、その後の試合ではなかなかシュートが決まらず、それがNBAを辞めさせられた理由だったようです。
彼は、言います。
「NBAでバスケットをしたいだけなんです」
子供の頃からの夢を決してあきらめない田臥さんの言葉に感動しました。
夢をあきらめないというのは非常に大事なことです。夢とは一番わくわくする、やりたいことです。その夢が大きければ大きいほど実現するのは難しいのですがそれを達成した時の喜びもより大きいのです。何かを成し遂げようとする時、人はもっとも命が輝きます。まさに私達はそのためにここにいるはずです。どんなことでもいいのです。自分が本当にこの世界でやりたいことをするだけで。