なぜ人は悩むのでしょうか。その一番の原因は「自分には手におえない」という信念からきています。例えば、「子供が言うことを聞かない」ことが悩みだとします。何がその人の悩みの正体かと見ていきましょう。
「子供が言うことを聞かない」→「自分の思った通りの子供ではない」→「自分の感情が平静でいられない」→「自分の手に負えない」
となります。また、「夫が浮気をしている」ことが悩みだとします。
「夫が浮気をしている」→「夫が自分をうらぎっている」→「自分が傷ついて苦しい」→「自分の感情が平静でいられない」→「自分の手に負えない」
となります。この「自分の手に負えない」という信念は結構、根本的な信念です。この信念を変えないとなかなかこれらの悩みは完全には消えません。
どうやって対処するかと言うと「自分の手に負える」ようになる方法を見つければいいのです。そのやり方は人それぞれでいいのです。大事なのはその人が満足できる方法かどうかだけです。そして是非、その方法を実践してみてください。時にはうまくいくし、時にはうまくいかないかもしれません。でも実践することで何かの変化が起きます。その変化が次の変化につながります。悩みはその人独自のものや集合意識的なものもあります。いずれにしても悩みは解決します。これは質問すれば、答えが出るとというのと同じことです。左脳的な思考で考えると悩みとはひとつの経験をどう判断しているかの結果のひとつに過ぎません。結局、悩みむか悩まないかも選択とういことになりますね。