こちらの記事で人間の特権である思考の危うさについて示唆されています。私達の生活の中にインターネットがかなり入り込んでいて、何かわからないことがあるとすぐ検索するということが増えています。検索はすごく便利でたいていの情報は手に入ります。一方で自分で答えを見つけず、検索に頼るばかりでは思考力はつかないかもしれません。私の観点ですが思考といっても所詮脳のデータバンクから持ってくるので検索エンジンと言えるかもしれません。ただ違うように感じるのは以前のインターネットのない思考との違いではないでしょうか。以前は何かを調べる時、人に聞いたり、本で調べたり、そしてもちろん自分の記憶を探ったりしていたわけですがこれにインターネットが加わり、そちらを使うことが便利なため他の方法を使わなくなったのです。これは危険というより当然の流れではないでしょうか。ただインターネットも完璧ではありません。時には動かなくなったり、挙動がおかしくなることもあるかもしれないのです。ですから他のリソースで情報を得ることも大事です。インターネットを中心とした情報化の波はさらに大きなものになっていくはずです。今後はインターネットの使い方も含め、個人個人がどのように情報を扱っていくのかを言うのをしっかり考えていかなければならないでしょう。私は思考と検索エンジンのバランスをとっていくのがベストかと思います。