この本のタイトルを聞いた時、意味がわからなくてなんだろうと思ったのですがサブタイトルに「アセンションした文明からのメッセージ」とあり、購入しました。読んだのは少し前ですがアセンションに興味があったためその関係の本をいろいろインターネットで探していたのです。この本はトム・ケニオンというチャネラーからの情報をヴァージニア・エッセンが協力して書き上げたものです。その内容はどちらかというと私達の先輩が歩んできた道を経験者として語っているという感じです。ハトホルの写真を見た時、ちょっと怖い感じがしました。それは今、見てもそう思います。ちょっと宇宙人っぽい顔をしています。でも言っていることは突飛なことはなくどちらかというと堅実な納得できる内容でした。さて、内容を紹介していきます。
まずはトム・ケニオンによる序文から
「心はパラシュートのようなものだ。それは開いて本来の役割をする」
「あなたが今、手にされている文書は「集合意識ハトホル」として知られるきわめて非日常的な情報源からもたらされたものです。彼らは次元を越えた存在意識です。そして我々の宇宙の四次元に住まう私達の内側に存在する先輩であり兄弟姉妹であり人類との関わりは何千年にも及ぶといいます。古代エジプトにおいて彼らは天空の神である「ハトホル女神」を祀(まつ)る豊饒礼讃の宗派を通して活動していました。同時にまた彼らは音とエネルギーのマスターでもあります。三年以上前のある日、私は瞑想中にこの集合意識ハトホルの一人から予期せぬアプローチを受けることになりました。その当時、私は「次元を越えた意識のトレーニング」略してICTという高次の頭脳中枢を開くための神聖幾何学の詳しい始動について指導を受けていました。ハトホル達によれば人間の脳には3200ものチャクラがあり脳以外に存在する頭部のチャクラは第三の眼とも呼ばれるアジュナ・チャクラとクラウン・チャクラの2つだけだというのです。本書はハトホル達の要請があって現実のものとなりました。もともと私には本を書きたいという願望は全くありませんでした。私は心理療法の仕事や研究、指導で多忙を極めていたのです。私は過去二年あまり米国全土でICTワークの指導にあたっておりよい結果を出していました。その内なるテクノロジーは人々の生き方を好ましい方向に変えていくことが私自身にもはっきりと見てとれました。そして私はハトホル達との音声を使ったワークにも取り組み始めたのです。これまでの私の実績の多くが音響心理学(音声や言語や音楽が意識にどのように影響を与え得るかを研究する学問)の分野であったこともあり私はこの仕事に大いに興味を惹かれました。「ハトホル達のグループ」によるワークの大半は音を通して行われました。このワークは私にとって素晴らしい結果をもたらしこれを体験した他の人々もしばしば強力な降下を得ていることがわかりました。ハトホル達のワークのこうした部分を私は自分なりにまとめ上げていたためその結果にかなり満足していました。そんな時、私とワークしていたハトホル達のグループが彼らの声を聞くことができない人々のために私を「チャネル(媒体)」として書物を署せないかと尋ねてきたのです。私はその提案にためらいました。自分自身を「チャネル」とは見なしていなかった私は(ある意味では我々全員がちゃねるであると思ってはいますが)そのような仕事はできれば請け負いたくありませんでした。しかしハトホル体の熱心な説得に私の心は徐々にやわらぎやがて彼らの本を署すこと同意したのです」
このようなプロセスでトム・ケニオンはこの『ハトホルの書』を書くことになったようです。このblogを書いていてまたまたシンクロだなと思うことがありました。最近、「ヘミシンク」というモンロー氏が開発したシステムに興味を持っていていろいろ調べていたのです。ヘミシンクとは、Hemispheric Synchronization(左右両脳同調効果)の略で左右の脳を刺激し、脳全体を特定の周波数へと導くことだそうです。意識の変容をもたらすためにこの手法はかなり効果があるようです。ハトホルの書のことを書こうと思ったのは今日でそれまでは思っても見なかったのです。ハトホルが音のマスターというのはあらためてここで書いていて知りました。本というのは読んでいるようでも記憶に残っていなかったりしますね(^^)。