常識という枠から外れると怖くなる
3月 11th, 2009 by Atom
例えば、ある日すごく運がよくなって、いいことばかりが起こるような時。お金は儲かるし、人間関係はいいし、健康で気分がいい。あまりにも自分の通常の状態よりもよくなると「こんなにいいことばかりあるなんておかしい。きっと今度は悪いことが起こるんだ」という感じ恐怖を感じることがあるかもしれません。。悪い状態にしろ、良い状態にしろ、自分の常識の範囲内で揺れている分にはいいのですがそこから外れてしまうと途端に「なぜだ?」という疑問が沸いてきます。そしてその答えが見つからないと不安となるわけです。こんな時には常識の枠という自分の始点を変えてみることです。常識はある視点からものごとを見たものであって、別の視点(もしかしたら非常識となるかもしれませんが)から見たらそんなことはないのです。つまり怖くなるのはある視点から見た時の感情であり、別の視点から見たらまったく怖いものではないのです。書いてみると当たり前なのですがはまりこんでいるとこんなことにも気づかないわけです。常識というのは誰か(単数にしろ複数にしろ)が決めた決め事に過ぎません。この世界で生きていく時、助けにもなる常識もありますがそうでない常識もあります。怖くなった時、何が怖いのか自分に問うてみると興味深い結果があらわれるかもしれません。