誰からも好かれる人には、なれない
12月 1st, 2014 by Atom
「あの人には、好かれていないな」
と感じることがあります。
そういう時には、自分の方もそんなに相手を好きになれてなかったりします。
ですが、「自分が好かれていない」と感じると嫌な気分になります。
たぶん、自分を否定されている、受け入れられていないと感じるからでしょう。
そして、嫌なことなのについ考えてしまうんです。
たぶん、好かれることに執着していて、それを捨てられてないからです。
でも、よく考えればわかることですが、誰からも好かれる人なんていないし、そういう人にはなれません。
例えば、お笑い芸人で人気がある明石家さんまさん。
好きな人は多いでしょうけど、嫌いな人もいるはずです。
どんなにすばらしい人であっても、そういう人を嫌いだと言う人はゼロじゃないんです。
ですから、たとえ自分が嫌われていたとしてもそれは、仕方がないことでどうにもできません。
それをあえて、「どうしても好きになってもらいたい」と思って、嫌われている相手にこびを売ったり、贈り物をしたり、なんとか気分をよくしようとして右往左往してしまうと、本当の自分を見失ってしまいます。
自分らしくない自分を演じることで、得るものは、単なるにせ物の幸福感です。
個人的には、こういう場合は、あえて嫌われることを受け入れた方がいいかと思います。
もちろん、自分の性格が歪んでいて、誰からも嫌われているなら、直した方がいいとは、思いますがそうじゃないなら、あえて自分を変えなくてもいいかと。
自分は自分らしく、自分に正直に。
この方が精神的には、よいと思います。