冷え性の改善について
11月 16th, 2014 by Atom
ここ最近、だいぶ寒くなってきましたね。
私の住んでいるところは、この時期じゃさすがに雪は降りませんが、ニュースなど見ると北国では雪がチラホラと降ったりしてますから。
ここ何年か冷え性気味で、対策をいろいろやってたりします。
養命酒飲んだり、生姜を飲んだり、筋トレをしたり、靴下の重ねばきをしたり、ユニクロの防寒グッズをはいたり、半身浴をしたりと...。
でも、こういう方法って、根本的な解決じゃなくて、あくまでも対処療法なんですよね。
だから、一度やり出したらずっと続けるしかない。しかも、年齢と共に身体を温める機能は落ちていくのですから、ますます、いろいろ買わないといけなくなる。
悪循環です。
このブログで何度か話題にしている甲田光雄さんの本を何冊か読んで、考え方をあらためました。
寒さが平気になるような体質(陽性体質)に変えていこうと。
陰性体質だと、冷えには弱いんですよね。そういう人、たぶん多いと思います。特に女性は冷え性は悩みの種という人の比率は高いですね。
原因は、もちろん遺伝とか性別とかもあるんでしょうけど、環境のせいもあります。
甲田さんに言わせると、それは、腸内環境がよくないからだということになります。
具体的に言うと、食べ過ぎや食べるものの影響で、腸内が傷ついていて、宿便が溜まっていると。
そして、それは、冷え性だけでなく、アレルギーとかいろいろな病気にも関係しているそうです。
で、治療していくのには、腸内環境を整えるしかない。
一般的には、腸内環境を改善するには、ヨーグルトとかを摂ったり、薬を飲んだりってことなんでしょうが、甲田さんのやり方は、
「余計なものを食べないこと」
です。
具体的には、断食や半断食をして、生野菜を食べることをすすめています。また、独特な運動や温冷浴などもよいとのことです。
要するに、昔の日本人がずっと食べてきたものとか生活を取り入れるのがいいってことです。
昔は今のように食べ物がなかったから、食べる量はずっと少なかったわけで、その少ない量で、日本人はしっかりと生きてきたんです。
ですが、戦後は、食糧が豊かになり、たくさん食べるようになりました。
そのため、身体が大きくなりましたが、逆に食べ過ぎてしまい腸内環境を悪化させて、いろいろな病気が増えてしまったんです。
アレルギーなんかもやはり食生活が大きく影響しています。昔なんか、花粉症になる人はほとんどいなかったのに、戦後、急激に増えましたからね。
実は私も花粉症になっています(^^;)。
というわけで、少しずつですが、食生活を見直して、食べる量を減らし「玄米」、「生野菜」を中心とした食事に変えていきたいと思っています。
ただし、一気にやると途中で挫折しそう(笑)なので、徐々にですね。周りにも気を使いながら。それに、無理しても、たぶん失敗しますし。
甲田さんは、もう亡くなってしまいましたが、本はたくさん残っているので、本を見ると今の医療が抱える問題が見えてきます。
ほとんどが、対処療法です。根本的な治療じゃないんですよ。
もちろん、医者じゃないと治せない病気もあると思います。ですが、医者が治せない病気はいっぱいあります。そういう病気は、自分で治すしかないんですよね、やはり。
人には、元々生きる力が備わっています。それを食べる量を減らすことで、復活させることができるんです。
こちらの動画は海外のものですが、断食の効用をより科学的に解明しています。これ見ると、さらに理解が深まります。