ここ最近、恐怖を感じることがあります。
人寂しいのかなとも思いますし、物事が自分の満足いかないことに対する不満があるのかなとも思います。
今朝、「忘れることが怖い」ということに気づきました。
これは、思いでとか気づきとか思考とか、そういうのを失いたくないという思いです。
目には見えないが、これもやはり執着だなと気づきました。
一期一会。
この言葉にすごく納得感があります。
あるバラエティー番組(ウチくる)で、「角田卓三じゃねえよ」で有名なハリセンボンの近藤春菜さんが、「二度と会えないかもしれないから、初めてあった人と友達になるために話しかける」というようなことを話してました(しずちゃんから教わったそう)。
それまで、春菜さんは、人に話しかけるのが苦手だったそうですが、二度と会えないかもしれないと思い、話しかけることができるようになったそうです。
人生で、初めて会う人。ですが、この人は最後に会う人になるかもしれません。
だとしたら、その人との縁をつなげていたい。そう思ったのでしょう。
私もこの思いが強いです。だからこそ、その時間、相手には、喜びを感じていて欲しいと思ってしまいます。もう最後かもしれないので。
ですが、これもやはり執着なので、いき過ぎると逆に相手の感情に振り回されてしまいます。「相手が喜んでないと嫌だ、喜んでいると嬉しい」という。
共感し過ぎてしまいます。これは、テレビドラマなどでもそうです。そういえば最近、ドラマにはまっています(笑)。
だから、客観視できないと、相手と同じ経験(同じような感情を感じる)をしてしまいがちです。だからカウンセラー向きじゃないですね。
カウンセラーは、相手の感じる感情に揺さぶられ過ぎていると務まりません。冷静に相手を観ないと、カウンセリングにはならないでしょう。
ベースにあるのは分離感への恐怖です。
忘れるのが怖いも、たぶん忘れることが分離感を感じさせるためです。
分離していたくない、一緒でいたいという思いは、エゴからきています。
エゴは分離しているという幻想をいだいて、なんとか分離しないで統合していたいと思っています。
分離しているということは、幻だと腹の底から実感しないと、この分離感はなくならないでしょう。
また、この世界で生きている限りは、分離感はずっとあるのかもしれません。