実際の現実と自分の期待したものとの差が大きければ大きいほどそれが怒り、悲しみ、苦しみなどになります。
現実を変えることはできないわけですから、期待を減らすか、現実の受け止め方を変えるしかありません。
実際にこちらの式
現実-期待=恐れ
の現実とは、起こったことそのものではなく、受け止めた現実です。なので、怒り、悲しみ、苦しみなどのネガティブ感情は自分でコントロールできるということになります。
また、怒り、悲しみ、苦しみはすべて恐れがベースにあります。なので、左辺は恐れになります。
ただし、現実があまりにも辛いものだと、受け止めるのは難しくなります。
その時には、ネガティブな感情を感じるしかありません。
感じること自体は人間としては当たり前ですから、悪いことではありません。
が、継続的に感じてしまうと、生きることに支障が出てきます(ストレスにより免疫機能の低下により病気になる可能性が増える)。
私達は生まれたわけですので、することはこの世界を生きて経験することしかありません。
ですから、寿命を全うして生きることは使命のようなものです。
これは、人間だけでなく、すべての動物や植物も同じです。
つまり、”生ききる”こと。
生ききるには、ネガティブな感情は少ない方がよいわけですから、
・小欲知足
・受容
が大事になります。
ここでの小欲は我慢をして貧乏をすればいということではありません。
衣食住には困らない程度の欲は持ちながら、大きな屋敷や億ションに住むような欲には溺れないってことです。ただこれは、人それぞれ価値観により違うでしょう。
受容は起きてしまった現実をそれが自分が選んだものだという風に受け入れることです。
もし、恐れがゼロになる生き方ができたら、この世界で生きることは冒険やアミューズメントになります(^^)。