昔参加したことがあるとあるセミナーでもらった資料をたまたま見ました。
その中の一文に、
「お金を出し惜しみする人は愛を出し惜しみする」
と書いてありました。
なるほどなと思いました。
これはどういうことかというと、お金も愛のひとつの形だということです。
お金を出せないのは、「お金には限りがある」ということを意識してしまい、お金を失ってしまうことを恐れているからです。
これは、珍しいことではなく、多かれ少なかれ誰しもが持っている恐れです。
この恐れが少ない人は、お金を使うことができます。
ただ、使い方を誤ると、破たんします。
例えば、賭け事や遊びに使ってしまうと、いずれお金はなくなります。これは、単なる浪費です。
しかし、ビジネスなどに使えば、お金は無くなるかもしれませんが、基本的には増えていくことになります。これは投資です。
経営者は一般の人よりもお金に対する恐れが小さいかもしくは、お金に恐れがあっても、それに立ち向かう勇気があります。
ただ、ここで言いたいことは、お金を出した方がいいということではありません。
お金に対する恐れがあると、お金を出しにくくなるし、愛に対する恐れがあると愛を出しにくくなるということです。
恐れが出させないだけで、誰しもがとても大きな無尽蔵の愛を持っています。
もし、これを引き出すことができたら、どうなるのでしょう。
想像もできません。