昨日に引き続き、おしゃれイズムの吉川ひなのさんの話しから。
吉川ひなのさんが代官山の本屋さんに佐田真由美さんと言った時に、あるおもちゃの本を触っていて、「愛着を感じたのでもう離れられない」って言ってました。
これを聞いて、ふっと思ったのが
「愛はノリのようなもの。愛着すると離れがたくなる。」
です。
以前にもこのブログで書いたのですが、愛は引力と似ているというか、愛と引力は同じ力だと思います。
愛とは惹きつけるものであり、引きつけるものです。
なので、とても力が強くて、離れることが難しくなります。
ただし、この愛情だと、執着が入ってくるので、離れた時に恐れ(悲しみ、怒り、不安、孤独など)を感じると思います。
愛だと、恐れさえも受け入れると思います。
ただし、私達はこの世界では愛情を感じたいですから、どうしても執着してしまうので、愛着してしまいます。
私自身も愛着することがあります。
ここ7年ほど、朝ヨガをやっていますが、使っているヨガマットがもうボロボロになっています。
ですから、買い替えようと思って、新しいマットを注文しました。
古いマットは捨てることになるのですが、なんとも別れがたい(笑)。
愛着であり、執着ですね。
長年使ってものは、愛着があるので、執着してしまうんです。
でも、あえて捨てます(きっぱり)。
捨てることで、新しいものへ向き合えるからです。
いずれ、たくさんのものはなくなっていきます。人もものも。
そして、愛着、執着するほど、悲しみや苦しみは、大きいものになります。
ただ、それは仕方がないことです。
愛着や執着があるからこそ、人生は充実して楽しく、幸せ感を感じるからです。
ただ、そのからくりに気づいているのと気づいていないのでは大きな差があります。