考え方次第で変わる感情
7月 19th, 2013 by Atom
感情は考え方次第で変わります。
例えば、簡単な例。
・私は給料が月20万円しかない。将来が不安。
・私は給料を月20万円ももらっている。これで十分。
同じ20万円の給料をもらっていても、前者は不幸感を感じ、後者は幸福感を感じます。
これって考え方の違いだけです。
前者の人は買うものが多く、いろいろな消費をするために20万円だと不足なんです。でも、後者の人は、必要なものだけを消費するから、20万円もあれば十分なのです。
これは、何事にも当てはまります。この世界の仕組みとして、物事の価値をどう判断するかで感情が変化するためです。
人は、価値があるものを求めて、それが手に入ると喜び、価値がないor価値を損なうと思うものを避けて、それを被ると悲しみや怒りが生じます。
でも、所詮すべては、考え方次第で変わるものです。
釈迦はこの世界を苦しみの世界と言いました。しかし、釈迦が悟った時には、もはやこの世界は苦しみの世界ではなかったと思います。
これは、考え方が変わったからです。
釈迦は仏教の祖と言われますが、どちらかと言えば釈迦の教えていたことは、哲学やものごとの考え方です。弟子たちや後世の人々が釈迦の言葉をまとめてそれが後に仏教と呼ばれるようになっただけです。
釈迦は、人に教える時に人によって教え方を変えていました。なぜなら、人により視点つまり考え方が違うためです。その人がもっとも気づきが得られやすいように言い方を変えて釈迦自身の考え方を伝えていたんです。
これは、今私が学んでいるコーチングにも相通じるものがあります。
コーチングでは、相手によって、コーチの対応も変わりますから。