英語を学びはじめて英語と日本語はかなり違う言語だということが次第にわかってきました。
・英語はストレートで、日本語は変化球。英語は出来事や思いをダイレクトに伝えますが日本語は出来事や思いの一部をダイレクトに伝え、残りを非ダイレクトに伝える感じです。ですからあることを伝えようとする時、英語は日本語よりたくさんの言葉(word)が必要になります。例えば
Do you know I have been tired to work late yesterday.
昨日、残業で疲れてるってわかってる?
文字数が英語の方が多くなります。しゃべることによりこれを同じ時間で伝えようとすると英語は時間当たりたくさんの言葉を話さなければなりません。必然として英語は日本語よりもスピードが速くなります。
・英単語と日本語の単語はその単語に持たせる意味が異なる。英語より日本語の方が意味をたくさん持たせている(英語耳で有名な松澤さんが書かれている)。
例えばwater。日本語では水と訳されますが、英語ではwaterは日本語の水ではないのです。日本人は水と言ったらお湯をイメージしません。つまり水という言葉に温度は高くないという意味も入っています。しかし英語ではwaterはお湯でもあります。水の性質を表すのに形容詞を用いてcold water、hot waterとしてwaterの性質を明確にしていきます。
こう考えていくと日本語は「以心伝心」の言語という感じがします。対して英語は「Open Mind」という感じでしょうか。両方を知ることで自分の中に大きな広がりを感じています。英語を学んでいてまるで子供のような好奇心を感じている自分を発見しました。ワクワクします。
言語というのは思考回路というかメンタリティーの違いからくるのですね。
昔、私がどっぷり日本人のままアメリカに行った時、アメリカ人の察しの悪さに「こんな分りきったことをどうしていちいち言わないと分んないのかなぁ~」と不思議でした。まるで幼稚園児を相手にするみたいに、私の言ったことに解説を付け加えて確認をしていました。英語圏文化って厳密ですよね。
そうしてから日本に帰ってきて日本人の以心伝心的コミュニケーションに接してみますと、「もしかして、私のことをテレパスだとでも思っているのだろうか?」という違和感を持ったことがあります。いかようにでも解釈ができる言葉を抽象的に発してくるので戸惑いました。私はどちらかというと日本に帰ってきてからアメリカ人の気持ちが分ったような気がします。
Atomさんは文化の違いを楽しんでいらっしゃるのですね。素晴らしいことです。
私も見習ってワクワクしながら英語の勉強をします!(^^)
ここ数ヶ月間、英語を学んできて、英語のおもしろさを感じています。単に言語を学ぶだけでなく英語という言語の背景にあるメンタリティーも一緒に学んでいるような感じがします。マスターするには無意識から出てくるいろいろな情報(思考、感情、etc)をダイレクトに言葉とつなげることが大事だと思っています。いわゆる『英語で考える・感じる』ということです。
>言語というのは思考回路というかメンタリティーの違いからくるのですね。
そうですね。まさに文化の違いという感じがします。生まれて育つ環境が一番影響すると思います。
>私はどちらかというと日本に帰ってきてからアメリカ人の気持ちが分ったような気がします。
英語文化のメンタリティーをアメリカ生活で経験され、吸収されたからでしょうね。私もアメリカには短期間ですが行きましたが最初は不慣れでもだんだん馴染んくるのを感じました。人間は順応しやすいのかもしれません(^^)。
>私も見習ってワクワクしながら英語の勉強をします!(^^)
いいですね。楽しみながら学んでいきましょう!