もう不要になったものを手放すと気持ちがよいものです。
服、本、そして思考や信念。
手放すことで、得られるスペースは、まるで引っ越して来たばかりの家の部屋の空間が気持ちよく感じられるのと似ています。
「手放したくない」
こう思うものは手放す必要はありません。しっかり握っていればいいでしょう。
ですが、いずれ手放すことになります。
もともと所有しているものはありませんでした。
そして、所有という思考すらありませんでした。
手放すことは、無になることではなく、逆にすべてを手に入れることかもしれません。