「あなたは、ありのままでよい」
スピリチュアルに関心がある人なら聞いたことがある言葉ですよね。
バラはすみれになろうとしませんし、すみれもバラになろうとはしません。
犬は猫になろうとしませんし、猫も犬になろうとしません。
ただ、バラはバラであるだけですし、犬は犬であるだけ。
まさに、ありのまんま。
ありのまんまとは、自然で流れがスムーズな感じです。
よどみがなく、ただ過ぎていく。
ありのままではない、自分であろうとすると、無理があります。
それが苦しみではないかと思います。
ありのままでよい、そのまんまでよいと思えるなら、苦しみはなくなっています。
ただ、苦しみを経験するのも意味があります。苦しみを経験したことで、今の自分があるから。
すると苦しみが苦しみではなく、別のものにも見えてきます。
自然は、抵抗も欲求もしません。
バラが、晴れの日で温度もあったかいのは好きだけど、嵐だったり、雪だったり、猛暑は嫌だなどとは、言いません。
そのまんま受け入れている。
私達も経験をそのまんま受け入れたら、ありのままを感じられるでしょう。