とても困難だと思えるようなことがあると、人は
「自信がない」
と感じます。
これは
「自分を信じない」
つまり、
「自分を疑っている状態」
です。
困難なことを乗り越えるほど自分には力がないということです。
多くの人が自分は力がないということを感じたことがあると思います。
ですが、これは普通のことです。なぜなら、自分に力がないと思わせるようなはっきりとした現実を経験するからです。
子供の時は、自分への自信があるとかないとか、認識していないので、なんでもやろうとします。
ですが、うまくいかないということを通して、自分ができること、自分ができないことを認識し、それを信じます。
信念が形作られます。
一度、作られた信念を変えることは時には難しいです。なぜなら、その信念が本当だと思えるような状況が目の前にあるからです。
信じることで、自分の力の引き出せる大きさが変わります。
もし、困難なことがあっても、自分を信じていると
「前に進む」
ことができます。
しかし、自分を信じていないと
「前に進まない」
ことを選択します。
これは失敗することを恐れて、その恐れを感じたくないためです。
ですが、これはチャンスでもあります。
それは信じていない自分を信じることで、自分を変えて、現実を変化させるチャンスです。
人間に不可能はないと言った人がいますが、それは真実です。
不可能という限界はその人の持つ信念に依存します。
私達の持つ最大の信念は私達の遺伝子です。
遺伝子が身体を形作り、私達は身体を持つ人間として存在しています。
これを今この生きている状態で変えることはかなり困難でしょう。なぜなら、強い信念ですでに物質化しているものだから。
むしろ、この遺伝子により限定された中で、いかに自分自身の力を発揮して、成長していくかがこのゲームの本質かもしれません。