コーチングの勉強会に行って来ました。私が気づいたのは受容ということのすごさです。『受容』とはありのままの自分と他者を受け入れることです。これはまさに『無条件の愛』に他ならないと思います。他にも『問いかけること』と『聞くこと』がコーチングでは行われるのですが『受容』がないとあまり効果がありません。逆に言うと『受容』が純粋であればあるほど『問いかけること』と『聞くこと』は不要になってくるのではないかと思います。コーチングは悩みの解決であろうと夢の実現方法を見つけることであろうと「クライアントの質問(悩みの解決や夢の実現)に対する答えの発見をサポートすること」です。クライアントが答えを持っているならコーチングは不要です。もし『受容』が純粋であるとこの質問に対する答えが瞬時にクライアントに浮かんできたり、質問そのものが消えてしまうのではないかと思います。ですから答えを導くためのプロセスとして『問いかけること』と『聞くこと』は必須ではないと思います。ただこのレベルまで『受容』を純粋にしていくことはそう簡単ではないかも知れません。だから『問いかけること』と『聞くこと』も必要なのでしょう。純粋に『受容』できるようになることがこちらで書いた「理想のコーチング」に不可欠なことだと思います。